インプラント治療は第3の歯の欠損治療として注目を集めるようになりました。
インプラント治療が世間に認知されるようになってかなり時間がたちました。
今では、インプラント治療を知らない人はほとんどいないといっていいでしょう。

インプラント治療の利点は、他の歯に依存することがないので周囲の歯に負担をかけなくていい点です。
また硬い食べ物でも自分の歯のようにしっかりと噛むことができ、顎の骨が痩せるのを防ぎます。
天然歯のような自然な審美性で、人と会話するときにも気になることはありません。
インプラントは「第2の永久歯」ともいわれています。

インプラント治療は、まず歯の欠損箇所に、フィクスチャーというインプラントを植立するためのネジのようなものを埋め込み歯根の代わりにします。
骨とフィクスチャーがしっかりと結合したあと、アバットメントを取りつけてセラミック製の人工歯を被せます。
インプラント体の構造は、あご骨に埋め込むフィクスチャー部、被せ物の支台部となるアバットメント、上部構造の三つに分けられますが、これらを一体化した「1ピースタイプ」のものもあります。

近年インプラントを利用して歯をほとんど失ってしまった人の回復をおこなうオールオン4という最先端治療も登場しています。
昔に比べると現在のお年寄りの歯の残存率は増えてきていますが、それでも多くの人が歯を失って困っています。
以前は歯をほとんど失ってしまった人の治療は、1本1本インプラントを歯の欠損箇所に埋め込む方法でしたが、オールオン4は、最小限のインプラント数で、体にあまり負担をかけることなく治療ができるのが最大のメリットです。

インプラントの平均寿命は10年~15年ほどだといわれています。
しかしメンテナンスをしっかりおこない、良好な状態を維持することでもっと長持ちさせることも可能です。
逆にメンテナンスを怠ってしまった場合には平均寿命以下でインプラントが駄目になってしまうこともあります。

長持ちさせるためには、まず基本的なこととして、しっかりと毎日歯みがきをおこなうことです。
その場合あまりゴシゴシと強く磨きすぎないようにすることもポイントです。
汚れをしっかり落とすことは大事ですが、歯茎に負担をかけることは禁物です。
それから歯軋りなどのクセがある人は、インプラントに過度の負担がかかってしまうので治しましょう。
また、煙草を吸っている人は、禁煙か減煙することをおすすめします。
こういったメンテナンスをしっかり心がけることで、インプラントを第2の永久歯として半永久的に使用することも可能です。